• ホーム
  • オルリスタットにはオムツが必須

オルリスタットにはオムツが必須

2019年06月28日
体重計に乗っている女性

白色や半透明の結晶性の粉末であるオルリスタットは、脂質を加水分解を促進する酵素の一つであるリパーゼの可逆的な阻害剤です。
胃と腸でリパーゼの活性セリン残基と共有結合を形成する事により、摂取したトリグリセリドの脂肪酸やモノグリセリドへの加水分解を阻害し、トリグリセリドの吸収を約30%阻害し摂取カロリー量を軽減します。
オルリスタットは、脂質の吸収阻害作用だけで無く、ビタミンAやD、E、K、βカロテンなどの脂溶性ビタミンの吸収も阻害する作用を有しているので、脂溶性ビタミンのサプリメントの併用服用が望ましいとされています。
オルリスタットは、放屁や便意切迫、脂肪便、排便の増加、便失禁などの副作用がます。
ワックスエステルを多く含む便の為に漏れ出す事が事が多く便意のコントロールが難しく、下着を汚してしまうケースが多いので大人用オムツや女性用ナプキンなどの利用が望ましいとされています。

オルリスタットは、慢性吸収障害、甲状腺機能低下症などの器質性肥満、神経性食欲不振症の患者への処方は禁忌とされています。
肥満症の治療薬に用いられているオルリスタットは、アメリカFDAでは医薬品として承認されていますが、日本の厚生労働省では無承認無許可医薬品等に該当します。
その為に、個人輸入や輸入希望者の依頼で輸入関連の手続きを行う輸入代行業などによる入手方法で購入されています。
個人輸入や代行輸入は、薬事法に違反する為に全て個人の責任となり、副作用救済制度や健康被害救済制度の対象外となっています。

オルリスタットは服用後数%が腎臓への残留するとしますが、3~5日で体外に排出され内臓への負担は少ないとされています。
又、オルリスタットは、中枢神経に作用する事が無いので依存性をも無く安全な薬剤とされています。